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津村記久子さんの書評エッセイ集です。

先日読んだ




こちらの短編集は
私の中で何となくピタッと来なかったのですが・・・(;^_^A
書評エッセイは物凄く面白かったです。


私も小学生の時に
母に買ってもらい夢中になって読んだ、
「デブの国ノッポの国」の書評から始まる本作品。
もう最初から私の心はがっちりと
津村さんに掴まれてしまいました。

すっかり忘れていた内容に触れ、
当時、本を読んでいた自身の部屋の風景まで
懐かしく思い出しました。
久しぶりに読み返したくなり、
母に電話したところ
私が実家に残してきた本は
とうの昔にバザーに出して処分してしまったそう。
実家を出るときに、
私が持っていかなかったのが悪いのだから
仕方がないのだけれど、
ちょっぴり残念な気持ちに包まれました。
図書館に置いてあるかな?
購入してもいいかもと思えるほど、
津村さんの書評は魅力的なものでした。


図鑑が大好きで
物凄い種類の図鑑を読む津村さん。
図鑑が好きということは
それだけ知識欲が強いということなのでしょう。
さすがは作家さんです。


トーストのイラスト集から
図鑑、浮世絵、児童書に経済学の本。
様々なジャンルの本が紹介されていて、
小説以外で読みたい本がこんなに見つかったことは
初めてかもしれません。


当分の間、
私の読書の指標となる本になること
間違いなしです。


津村さんの小説も
たった1作読んだだけで苦手意識を持たないで、
他にも読んでみたいと心から思いました。
なんだかエッセイは波長が合いそうな気がします(#^^#)






















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